可視光高分散偏光分光装置のコリメータレンズ
─ 東北大学理学部天文学教室殿
東北大学が国立天文台と共同で開発を行った、"可視域高分散偏光分光装置(=LIPS)"
は現在ハワイ大学の2.2m望遠鏡(=UH88)に搭載され、多くの天文学的成果を挙げつつ
あります。私どもフォトコーディングでは、UH88の標準口径比であるf/10焦点に
対応するための、交換用コリメータレンズ(フィールドレンズ)ユニットを
設計/製作しました(図1)。既存の観測装置に組込むレンズユニットであるため、
レトロフォーカスタイプのレンズ系を採用して、瞳位置を光学的にマッチング
させるなど、多くの工夫がなされています(図2)。
2006年11月および12月の観測期には実際に搭載され、その光学性能が十分で
あることが確認されました。

図1:コリメータレンズユニットの概観写真

図2:コリメータレンズユニットの光路図